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オヤジの百姓徒然草 その12 “ムラは問う”に思う

以前から連載中の中国新聞の“ムラは問う”

ちぃと前から新バージョンが始まりましたのぉ。

nousonn

日本の食料自給率40%とゆぅ中で、農政は「中核農家育成」と「営農集団育成」という安直な方策で何とか自給率を上げ日本の食糧の安定供給を模索しとるんじゃが、 現実問題として、そりゃ無理じゃろぉて。
少々規模を拡大したところで所詮外国の規模に比べたらゴミみたいなもんじゃ。 営農組織を作ったところで、その中心になるのはある程度の年齢で経験は豊富で時間に余裕のある方ばかりじゃけぇ、10年後20年後の予測がたたん。

そがぁな個人や団体だけで日本の食料自給率を上げるこたぁ「絵に描いた餅」にしか思えん。
“ムラは問う”の新バージョンは見方がちょっと違う。 中国地方のあちこちのこ~まい村での取り組みを取材しとってんじゃが、共通して言えることは「生産」と「消費」の距離が短いということ。
ほいで、これが「生産」の場と「消費」の場の問題をかなり大きな範囲で解決してくれそうな予感がするんよ。

「生産者」は日本の自給率のことは置いといて、まずは自分の生活が成り立つことを考え、さらには自分の夢の実践を描き、その次に「食」の安全や安心を考える。 「消費者」は今の食卓に疑問を抱き、「食」の安全や安心についてちょっと深く考え行動する。 この両者が接点を持ったところが新しい動きを始めとる。 その動きは誰にも止めよぉがないんよ。

「食」の安定は「地元」にあるのを早ぅ気づかんといけん。日本の自給率なんか政府の役人が考えりゃぁええこと。 わしらは家族の健康と子供や孫の健康だけを考えりゃぁええんじゃけぇね。
お金を払うほぉが強いんじゃけぇ、そのことをよぉ覚えときんさいよ。

外国からたっぷり薬をかけて輸入された野菜は食べとぉないと思うたら、国産の野菜を探しゃぁええし、できりゃぁ近くでとれた野菜にすりゃぁもっとええ。 わざわざ季節はずれの野菜を食べんでも、旬の野菜を食べりゃぁうまいし栄養価も高い。

「地産地消」ゆぅ言葉はよぉ聞くんじゃが、掛声ばっかりが先行しとるんじゃなぁかのぉ。
「食育」ゆぅのも響き(だけ)はええよのぉ。 そがぁなエエかっこはどぉでもええんじゃ。
「生産者」は商品じゃのぉて、自分らでも安心して食べられるおいしいものを作りゃぁええし、
「消費者」はもぉちぃと賢ぉなって、自分が納得できるもんを探しゃぁええ。

両方の接点ができたら新しい動きが始まることを“ムラは問う”は伝えたいんじゃと思うんよ。

「生産」と「消費」 この両方の考え方を同じ方向に向けることが大事じゃとオヤジは思います。
(文 写真:くんちゃんおやじ)



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コメント

>くんちゃんさん
確かに。。
なんちゃらミートの問題があってもまだ性根が入らんけぇのぅ~わしらは。。。
自分のところでこさえた野菜やら米は、どがぁにぃ作ったかが自分で一番よぅわかっとるけぇこれが一番安心な食材なんじゃろうがね。
ところが世の中が忙しくなったんじゃろうて。
わしゃぁお金を動かす人、わしゃぁモノを作る人、わしゃぁ消費をする人。
お互いの情報が交換できんようになったせいで、「わかりゃぁせんじゃろうてぇ」という輩が出だしたんじゃろうね。
今の社会は情報化社会というけれど、本当の意味での情報化社会というのはまだまだ先のようじゃ。

みなさん、コメントありがとうございます。

たぶんスーパーに食べ物が溢れとる限り、自分の問題として考えるこたぁイタシイことじゃと思います。
ほいじゃが、現実に田舎はどんどん衰弱しとります。
ガン細胞が体中に転移していくよぉに・・・

今、何が大事かゆぅたら、生産者も消費者も「知る」ことじゃろぉと思います。
自分らが作ったり食べたりしとる米や野菜や果物がどがぁなもんか。

ガン細胞の正体がわかっとりゃぁ、何とか対策もたてよぉがあるけぇのぉ。
何にも知らにゃぁ、イザとなったら死ぬだけじゃけぇのぉ。

>たぶたぶねぇさん
おっ?みちゃったんじゃねぇ~宇宙船地球号!
あのコンクリートに太陽熱を溜める仕組みは凄いもんじゃね。
でも昔の家はみんなあがぁな感じで自然と共生するような作りじゃったんよねぇ。
(たまぁーにムカデも訪ねてくるが・・)

ああいう方がエコライフをおくられる事で、沢山の方が興味を持ってくれりゃええんじゃがね。

R21さんのおっしゃるとおりスーパーに行くと遠くの健康より目の前のお買い得品に頭の計算が働きます。お父ちゃんは頑張ってくれとるんじゃけどなかなか給料に反映されん。
給料からあれ引いてこれ引いて手元に残ったわずかなお金でやりくりせんといけん現実、なかなか厳しいたぶたぶ家でした。
ほいでもわずか~な畑にミニトマトやらシソ、セロリを植え、鉢にはブルーベリー・柚子・終っちゃったけど苺と収穫の喜びを味わっております。いつかはrootさんも見た‘宇宙船地球号’高樹さんのような素敵なエコライフをしてみたいもんじゃと夢見ております。

>R21さん
んー。わしも農家の長男として考えさせられる話題ではあるよのぅ。
現実的な問題として、百姓をして生計を立てようとしたら生活スタイルそのものを変えなければならんとおもうよのぅ。
さっきテレビで高樹さんがステキなエコライフをされておられる様子を紹介しておったが、あんな感じで生活できればええんじゃが。。。

農家さんは「百姓じゃあ食うていけん」とよく言われます。一方で農業に憧れを持っている人も少なからずいます。
どっかに解決点があるような、ないような…。糸口でもよいのでほしいですね。

自分含めて消費者ももっと賢くならないといけんかな、と思います。自給率向上だの安心安全だの環境にやさしいだの総論に賛成してるくせに、スーパーに行くと、そんな言葉は頭から消えてしまってる。困ったもんです…。

ほんまこの問題は切実じゃね。
新たに農業やってみようかのと一部若いのが熱い志をもってやりんさってるのもおるがまぁ現実的なんが仕事が一応ひと段落着いた50代~60代とかの人じゃろ。わしの親父らもそうじゃけ~実用的な趣味の園芸みたいなやつじゃ。たまに作った野菜をもろうてきて食べるんじゃけどなかなかうまい(^^)
旬のもぎたて野菜を食べるというのは体にとてもいいこと、夏に夏野菜食べて体をクールダウンさせればちったぁクーラーも控えめ運転でも苦にならんのじゃないかのぅ。

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